安田小夏(クラリネット・遺愛女子高等学校卒)

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掲載日:2020年5月22日

安田小夏(Konatsu Yasuda)

  • 出身校:遺愛女子高等学校
  • 学年:2年生
  • 専攻:地域協働専攻・地域環境科学グループ
  • パート:クラリネット
  • 吹奏楽歴:中学校から
なぜ北海道教育大学函館校を選んだか?

私が高校生だったとき、大学でやりたいと思うことが大きく分けて2つありました。1つ目は大学へ入学してから様々な学問に触れ、自分と向き合いながら専攻する学問や進路の選択肢を増やすことです。2つ目は今まで自分が暮らしてきた道南地域を活性化させる人材となることを目指し、地域に根差した学びを深めることです。
そこで、主に前者を目的として前期入試の受験校を設定し、後者に重きをおいて北海道教育大学函館校を後期入試で受けることを決めました。
その後函館校にご縁があって入学することができましたが、教育学を主体としながらも幅広い学問領域を扱う大学だったため、1つ目の目的も同時に達成できていると感じています。後期入試までしっかりこだわって受験校を選ぶことができて良かったと思います。

現在の居住環境は?【親元を離れての苦労や楽しさなど】

函館の隣町に実家があるので、今でも家族と一緒に暮らしています。一人暮らしをしている学生と比べると通学の時間が少し長いのですが、毎日家族と会えることはとても恵まれていると思います。最近では自宅と大学の距離を生かし、片道1時間ほどかけて自転車通学することにはまっています(笑)

なぜ吹奏楽団に入団したか?

中学、高校と吹奏楽を続けていく中で、函館地区で数少ない大学の吹奏楽団体であるこの団にずっと憧れを抱いてきました。特に全日本アンサンブルコンテストに連続出場していた函教大吹奏楽団のクラリネットアンサンブルは私の目標でした。せっかく函教大に入学できたなら吹奏楽もアンサンブルもやりたい!と思い入学前に吹奏楽団を見学し、先輩方の人柄にも惹かれ入団を即決しました。

安田小夏(クラリネット・遺愛女子高等学校卒)

安田小夏(クラリネット・遺愛女子高等学校卒)

吹奏楽を始めたきっかけは?

幼少期からピアノを習っていたこともあり、音楽が好きだったので中学校の吹奏楽部に興味がありました。ですがいちばん大きなきっかけは、部活動見学の楽器体験中、友達に連れていかれてクラリネットを吹いたときに一目惚れしたことです!最初の一音を鳴らした瞬間、この楽器だ!と直感し、クラリネットを吹くために吹奏楽を始めました。

自分の思う団の魅力は?

団員一人一人の人柄の良さと多くの人との繋がりです。団員と一緒に授業を受けたり話をしたりとお互いの結びつきが強いと思います。決められたクラスがなく、人によってバラバラな授業を受ける大学でこれだけ深く人付き合いができる機会は少ないのではないかと思います。
また、吹奏楽の行事を通じて小・中・高校生とも交流があります。さらには、函館地区の学校で吹奏楽部の顧問をされている先生方の中には函教大吹奏楽団のOBやOGも多く、先生方と関わる機会もとてもたくさんあります。吹奏楽団の卒業生が実際に学校で吹奏楽の指導にあたり活躍されているというのも本当に素晴らしく誇らしいことですし、こうした先生方とお話しできることで学べることも多いです。様々な学問を専攻する学生同士、そして吹奏楽で繋がっている幅広い世代との出会いがたくさんあり、自分の世界を広げていくこともできると思います。

好きな団の行事は?

訪問演奏です。なかなか見ることのできない楽器に子どもたちが興味を示してくれたり、お年寄りの方が私たちの演奏に涙を流してくれたりと、音楽の素晴らしさを感じられる瞬間がたくさんあります。

入って良かったエピソードは?

先輩方の存在が吹奏楽を離れてもとても大きいです。授業について悩んでいたとき、先輩方が相談に乗ってくれました。アドバイスを受けてテスト勉強に活かせたことや時間割の組み方に役立ったことがたくさんあります。

団の大変さや苦労は?

団体の運営を学生が行っているので、上手くいかないこともあります。ですが先生方のご指導やアドバイスをいただきながら団員みんなが知恵を出し合い、それぞれが係活動に力を入れることで乗り越えてくることができました。

個人の目標は?

楽器を上手に演奏できるようになることはもちろんですが、一緒に演奏したい、一緒に演奏していて楽しいと思っていただける奏者になることです。他の人と一緒にできるからこそ成り立つ吹奏楽やアンサンブルを大切にしていきたいと思っています。運営面に関しても様々なことに気付き、もっと積極的に動けるようにしていきたいです。

今後入団する後輩たちへのメッセージは?

北海道教育大学函館校吹奏楽団では、吹奏楽や楽器の上達だけではなく、人間性やコミュニケーションスキルなどを磨くことができます。吹奏楽経験がある人もそうではない人も、大学の新たなステージで活躍しませんか?みなさんと一緒に演奏できることをとても楽しみにしています!