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学生指揮者:丹野 樹(Tanno Itsuki)
- 出身:東北学院榴ケ岡高等学校
- 専攻:地域環境科学
- パート:チューバ
- 吹奏楽歴:小学5年生から
こんにちは。北海道教育大学函館校吹奏楽団・学生指揮者の丹野樹です。
私は宮城県仙台市の出身で、吹奏楽は小学5年生から始めました。楽譜を読むことがとても苦手で、鍵盤ハーモニカにドレミのシールを貼らないとできないぐらいでした。
吹奏楽の世界に飛び込んだのは、仲の良かった一個上の先輩に誘われて入ったことがきっかけです。楽器体験で楽器を吹くことの楽しさを知り、いつの間にか入部届を出していました。楽器は小学校の頃からずっとチューバを続けています。
私が吹奏楽で出会い、座右の銘としている言葉があります。
「建設は死闘、破壊は一瞬」
中学生の頃、私の恩師である吹奏楽部の顧問が教えてくれた言葉です。吹奏楽はみんなで音楽をつくる「総合力」が求められるものだと私は思います。また団体競技である故、いろんな意見や考え方があります。特に大学の吹奏楽では顕著に見られる一方で、より大切に尊重すべきものです。そのような環境で長い時間をかけてつくる音楽は決して容易なものではないと思います。しかし、音楽を壊すことは一瞬です。せっかくつくった音楽がある行動や言動、我々のやりようによって結果が大きく変わると思います。もちろん音楽だけに当てはまる言葉でありません。人間関係や環境作り、勉強でも同じことが言えます。沢山悩んで挑戦して失敗を繰り返していく中でメンタルに成長痛はつきものです。大変なことも成長痛もみんなで乗り越えて作品をつくることが吹奏楽の良いところの1つだと思います。
学生指揮者として、常に自己研鑽を持つことを大切にします。演奏者の視点で何を学べるのか、どのように学ぶのか、何ができるようになるのかしっかり考え謙虚な気持ちで日々努力していきます。