2019年2月17日(日)、函館市立高丘小学校にて訪問演奏の一環として「音楽教室」を開催致しました。
今回の音楽教室は、当団OBでもある同校吹奏楽部顧問・高橋聡先生のお誘いで実現したもので、午前中と短い時間でしたが、とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
まず始めに、休日ながらご足労頂いた坂内達也校長先生から激励の挨拶を頂いた後、基礎練習を見学。小学生ながら自主的な活動をされており、部としてのレベルの高さが伺えました。
元気いっぱいのWelcome演奏「J-BEST '17」と、来年度のコンクール予定曲、八木澤教司作曲「サグラダファミリアの鐘 -ガウディの継がれゆく意志」の披露後、パートごとに分かれて個別レッスンを開始。
同校吹奏楽部は2年生から6年生まで在籍しており、個々のレベルに有った指導が出来たか不安でしたが、アンブシュア、ロングトーン、スティックの持ち方などの確認や、演奏を聴いてて気になった箇所を指導させて頂いた他、たくさんの質問も受け、部員の皆様の熱心さがとても伝わりました。
約2時間のパート練習後、我々団員も一緒に「サグラダファミリアの鐘」と「ディズニーメドレー」、「Sing Sing Sing」を演奏。高橋先生から「子供たちの音の出方が良くなり、厚みが増した。」との言葉を頂き、少しはお役に立てたのかと安心致しました。
合同合奏後、子供たちからリクエストを貰った「宝島」を演奏。今回の参加団員が17名とフルメンバーでは有りませんでしたが、たくさんの拍手を頂き、喜んで貰えたのではないかと思います。
音楽教室終了後、吹奏楽部父母会様のご厚意により、子供たちと一緒にお弁当と豚汁の昼食を頂きました。お手製の豚汁はおかわり自由でお腹いっぱい頂戴したほかお土産まで頂きました。大学と小学校間の楽器運搬や移動の手配など、改めまして関係者の皆様のお心遣いに感謝申し上げます。
高丘小吹奏楽部の子供たちは元気いっぱいで、とても人懐っこくて、温かく我々を迎えて頂き、終始和やかに音楽教室を進めさせて頂くことが出来ました。
改めて子供たちとの関わり合いや教えることの楽しさ、素晴らしさを団員皆、実感させて頂きました。
この機会を与えて下さった高橋聡先生、誠にありがとうございました。
今週末には、函館市立高丘小学校吹奏楽部の第23回定期演奏会が開催されるそうで、きっと会場いっぱいに素晴らしいサウンドを響かせて下さることと思います。
当団は、地域社会への貢献と吹奏楽の発展と普及のため活動して参りますので、関係者の皆様、今後共よろしくお願い致します。
※記事中の画像は、函館市立高丘小学校吹奏楽部の許可を得て掲載しております。