高丘小の音楽教室を開催

2022年7月10日(日)、本大学のホールにて函館市立高丘小学校吹奏楽部への「音楽教室」を開催し、団員32名、小学生43名が参加しました。

高丘小学校への音楽教室は2019年6月以来3度目となり、当団OBでもある同校吹奏楽部顧問・高橋聡先生のお誘いで実現したもので、午前中の短い時間でしたが、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。

初めに、小学生の合奏を拝見。演奏曲は今年度コンクール予定曲『喜歌劇「チャルダッシュの女王」セレクション(E. カールマン作曲・鈴木英史編曲)』で、小学4年生から6年生までの児童が、小学生とは思えない迫力のある演奏をしてくれました。

続いて、パートごとに分かれて1時間半ほどレッスンを行い、基礎的な練習やコンクール曲の指導を行いました。ホルンパートでは、リズムがずれる傾向がある部分の注意の仕方やハーモニーを意識した豊かなサウンドの作り方などをレッスンいたしました。

その後、大学生を含めた全員が楽器を持って集まり、当団音楽監督常任指揮者の三笠裕也先生の指導で合奏を行いました。大学生が吹いた後に小学生が吹く、大学生と一緒に吹いた後に小学生だけで吹くなど、大学生の音を聴き、それに小学生が音を寄せていくという練習を行いました。先生の指導を受けて、小学生の中で曲に対するイメージも膨らみ、着実に成長している姿を見て感激いたしました。

今回の音楽教室に参加した当団団員のうち3名は、小学校当時に高橋先生の元で楽器を演奏しており、高橋先生から基礎を学んだおかげで、中学・高校・大学生と知識や技術を積み重ねることができ、さらにはその学びを世代を超えた現在の教え子さんに伝えるという、世代を超えて楽しめる吹奏楽の素晴らしさや音楽を通した人と人との関わりの尊さを、改めて感じることができました。

団員に、このような貴重な機会を与えてくださった高橋聡先生、誠にありがとうございました。
また、保護者の皆様には、楽器運搬や移動のお手伝いをしていただき、改めまして関係者の皆様のお心遣いに感謝申し上げます。

当団は、地域社会への貢献と吹奏楽発展と普及のため活動して参りますので、関係者の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。

※記事中の画像は、函館市立高丘小学校吹奏楽部の許可を得て掲載しております。

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