2023年2月18日(土)にカナモトホール(札幌市民ホール)で行われた、第54回北海道アンサンブルコンテストにおいて、当団クラリネットが四重奏にて出場し、金賞を受賞しました。しかしながら惜しくも全日本大会の代表として選ばれることができませんでした。
自分たちが心から納得いくような演奏が出来なかったこと、また、応援してくださった皆さんのご期待に沿えるような結果を残せなかったことは大変悔しく思います。
しかし同時に、メンバー一同、この経験が決して無駄ではないことを強く実感しています。それは、今回の結果を真摯に受け止めて自分たちの実力に向き合うことで、今後の音楽づくりがより深く豊かなものになると確信しているからだと思います。今後とも演奏活動に対し、前向きに貢献していけるよう努めて参りますので、どうぞよろしくお願いします。
ご指導して下さった先生方、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
引き続き、北海道教育大学函館校吹奏楽団をよろしくお願いいたします。
また、同日、カナモトホール(札幌市民ホール)にて開催されました、第59回(2022年度)北海道管楽器個人コンテストに、当団からクラリネットが出場し、銀賞を受賞しました。
ソロの魅力は自分で一から音楽をつくっていかなければならないことだと思います。そこが吹奏楽やアンサンブルとは違った楽しさでもあり、難しさであるといえます。今回、コンクールに出場するにあたって、自分の音や演奏に真剣に向き合うことで、こういったソロの楽しさや難しさというものを改めて実感することができました。また、「クラリネット・ソナタ第1番」というJ.ブラームスの晩年の作品がどういった経緯でつくられたのかという音楽の背景の部分に注目したり、楽譜に書かれている音楽用語や記号を作曲者が意図していることは何であるかということを考えたりして演奏することを普段よりも意識することで、音楽をより深く勉強することができたと感じています。なにより、カナモトホールという広いステージに立ち、演奏することができたという経験こそが私の音楽人生における財産になったと思います。
今後は、今回経験したことや学んだことを活かして、コツコツ基礎練習を重ねて、夏のコンクールに向けて、良い音、良い音楽をつくっていきたいと思います。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。